新型コロナ 政府発表
新型コロナウイルスについて
欧州での影響が急激に見られるようになり、
各国の対応が次々に報道されています。
キプロスでは、公式の感染者が14人
(北側地域含めて19人)に達しました。
これを受けて先ほど、 異例のテレビ中継で
新型コロナウイルスの拡散を抑えるための措置について
アナスタシアデス大統領が公式発表を行いました。
現段階はフェーズ1として、
下記の新たな対策が発表されました。
- 3月15日(日)午前1時から15日間、主にキプロス居住者以外の入国制限の実施
- 北側地域との入出域ゲートの限定的な緩和
現在の完全な閉鎖状態から、キプロス国民などの往来緩和
- キプロス全域の私立を含めた学校の一斉休校を4月10日まで延長
スポーツジム4月10日まで営業停止
急速に感染者が拡大したことで、国内に不安感が拡がっていることから
対応の強化を継続して行うことが強調されました。
3月は絶好の観光シーズンなだけに観光業へのダメージも大きいはずですが、
思い切った入国制限への踏み切りは、これまで、国外からの帰国後に
感染が見つかったケースが多いためと思われます。
数日内に政府による経済支援策についても追って発表されるようです。
キプロスは小さい国がゆえ、このまま感染者が増え続けると、
より深刻な事態になり得る可能性があります。
この数週間の水際対策で、感染者の急増に歯止めがかかればいいのですが、
国内における正しい危機意識の把持も急がれます。
参考
キプロス 政府の公式発表 https://www.pio.gov.cy/en/press-releases-article.html?id=12649#flat
キプロス政府ウェブサイト(ギリシャ語) https://www.pio.gov.cy/coronavirus/
在キプロス日本国大使館
https://www.cy.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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