キャンドルの代わりにオリーブオイルで灯りを
今日は「チクノ ペンプティ(Tsiknopempti/ Τσικνοπέμπτι)」と呼ばれる日で、
”smelly Thursday”という意味です。日本語だと「匂う木曜日」とでも言いましょうか。
復活祭(イースター)前、ファスティング期間に入る前にお肉をたらふく食べる日です。
お肉の焼ける匂いがする日という、ユニークな名称です!
夕方、散歩に出かけるとモクモクと煙とともにお肉が焼ける良い匂いが〜
屋外でバーベキューを楽しむ人たちも見られましたよ。
さてさて。。そんな日に、教会のちょっとしたマメ情報をご紹介します。
キプロスで最も一般的な宗教はキリスト教の正教会(orthodox)です。
教会内の装飾は、ビザンティン美術の世界が今も受け継がれています。
日本での正教会といえば、ロシアの様式が一般的だと思いますが、
キプロスではロシア様式は一般的ではなく、ギリシャの様式に近いです。
キャンドルサービスは細長いろうそくを使います。
場所によっては、写真のようにオリーブオイルに芯を浸して
火を灯すタイプのキャンドルもあります。
オリーブオイルは、正教会でとても神聖なもので、洗礼式にも使われます。
オリーブがたくさん栽培されているキプロス 。
贅沢にオリーブオイルを使うところが、名産地ならではだな~と思います。
オリーブオイルは、キプロス土産としてもオススメです!
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